しの的エッセンinドイツ
2022-12-03T16:10:59+09:00
shinokichi-s
私の住んでいる町はドイツのエッセン。エッセンはドイツ語で『食べる』の意味。
Excite Blog
自宅で巻き寿司教室
http://shinokichi.exblog.jp/18288155/
2012-07-30T16:00:00+09:00
2022-12-03T16:10:59+09:00
2012-07-30T23:01:07+09:00
shinokichi-s
料理
面白そうな食材を見つけては、料理しているのですが、なかなかブログを
書く時間が・・・
はい。言い訳なのは分っています・・・
まぁ・・追って更新していきます。
レシピは後々でも良いとして・・
週末に我が家でプチ料理教室をしたので、今回はそちらをご紹介しようと思います。
先日、ドイツ人主催の七夕パーティーへ行ってきたのですが、そのパーティーを
主催してくれたドイツ人の方から、海苔巻きを上手く作りたいので、
個人的に教室を開い欲しい・・というお話を頂いていました。
私もパーティーにお招き頂いたお礼もあるので、早速、企画しましたよ♪
今回は、このドイツ人の方とお2人のお子さん、それから、七夕パーティーへ
誘ってくれた友人や、久々に隣町のお友達、かもさんもお誘いしましたよ♪
基本的な巻き寿司を作りたい・・という事だったので、
裏巻きやその他のメニューは、私が単独で作りました。
一緒に作ったものは、海苔を使った中巻きです。
こちらが、巻いてもらった食材達。
日本食材店で購入したマグロの赤身、自宅のベランダ菜園の紫蘇、
スモークサーモン。
カニカマ、キュウリ、出汁巻き玉子。
それから、納豆。これは日本人の私達用♪
納豆は、普通のパックのものを日本食材店で購入し、包丁でたたいてひきわり納豆状態にしたものを、ラップで包んで絞り出し袋状態にして使いました。
こちらは酢飯5合分。
左手前は酢と水を混ぜたもの。
手に酢飯がつかないように湿らせる為のものです。
セッティングはこんな感じ。
アボカドや、細切りにした絹さやも用意しました。
まずは、私がコツなども含めたお手本を作り、早速挑戦して貰いましたよ。
具は、基本的にはお好みのものを入れてもらいました。
このドイツ人女性は、ご自身でも海苔巻きを作ることもあり、結構、あっという間にキレイに巻けました。
お子さんも興味深々。
一緒に巻きましたよ。
全部で何本くらい巻いたかな・・?
巻き終わった後に、今度は切り方のコツをお話して、切ってもらいました。
私は皆さんが巻いたお寿司を切っている間に、その他のメニューを。
こちらは豚汁。
アジア食材店で購入した里芋、レンコン、こんにゃく、大根、ニンジン、それから、豚肉が入ってます。
それから生姜焼き。
切った豚肉を炒めて、日本酒、ミリン醬油で味付け。仕上げにおろし生姜を入れて軽く炒めて出来上がり。
こちらはリクエストの鶏のから揚げ。
相変わらず、鶏もも肉の解体をしてから作りましたよ。
この鶏もも肉の解体の仕方を、8月23・24日の料理教室で行います♪
解体して一口大に切った鶏もも肉は、醬油、日本酒、おろし生姜とニンニクで下味を付けて、片栗粉をまぶして揚げました。
海苔巻きも切り終わり、お料理も出来たところで、試食兼宴会ですよ♪
みんなで巻いた海苔巻き達。
好きなように具を入れたので、1つ1つの説明は出来ませんが・・
なかなか良い感じに仕上がっています。
左側は、お見せする為に作った裏巻き。
サーモンと紫蘇を表面に、中にはアボカドが入っています。
こちらは生姜焼き。
ちょっとお肉は厚めですがご愛嬌で(笑)
鶏のから揚げ。
一応、レモンを添えましたが、やっぱり先に絞った方が良かったのか・・?
ちびっ子達もモリモリ食べてくれましたよ♪
自宅での海苔巻き教室は初めての試みでしたが、大成功・・かな。
今度は、ドイツの食材・・例えば生ハムやソーセージなんかも用意しても
いいかな・・?なんて思いました。
8月後半(8月23・24日)の料理教室の告知を更新しました。
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最新告知とか日常をつぶやいてます・・ こちら。]]>
Pansen(パンゼン)の欧州風・塩もつ煮込み
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2012-07-17T23:59:00+09:00
2012-07-23T07:16:55+09:00
2012-07-23T07:11:20+09:00
shinokichi-s
食材
朝晩の気温が15℃以下になる日もあるので、毛布に包まっている日も
あるくらいですよ。
日本はそろそろ梅雨の明けた地域があるようで、夏本番と言ったところでしょうか・・
なんだかちょっと羨ましく感じますよ。。。
さて。
そんな寒い夏のエッセンから・・・(苦笑)
先日、日本人友人達とルクセンブルクへ小旅行へ行って来たのですが、
地元のスーパーで発見して購入してきたこちらを紹介します。
牛のPansen(パンゼン)=ミノとハチノスの間くらいの部位です。
日本ではイタリア語のTrippa(トリッパ)・・という方が、
馴染みがあるかもしれません。
イタリア料理やフランス料理では、こういった内臓系のものが使われるのが
案外普通ですが、ドイツでは殆どみかけないんですよね。
ルクセンブルクのマルクトへ行った時に、フランスの食文化の影響が
強いな・・・と感じましたが、こういう食材がスーパーで普通に売られていたのも
そういう印象を受けた1つの要因です。
しかも下茹でなどの下処理がすでにされているようで、全く匂いがしません。
実はドイツでもこのパンゼンを一度手に入れたことがあります。
でも、ドイツのスーパーなどではなく、ロシア系スーパー。
(以前、ご紹介したパンゼンの記事は こちら 。)
その時もウキウキして料理しましたが、今回もかなりウキウキ♪
大好物のモツ系お肉ですからね♪
以前は定番のトスカーナ風トマト煮込みにしましたが、今回は趣向を変えて
欧州風・塩もつ煮込み・・な感じで作ってみましたよ。
・・・ついでに、ザ・居酒屋風もね♪
うふふ。。
オリーブオイルを入れたお鍋に、みじん切りニンニク、小ぶりの角切りにした、ズッキーニ、ニンジン、セロリ、玉葱を入れて炒めます。
全体的に馴染んで香りが出てきたら、切ったパンゼンを投入。
今回は、購入してきたのもをそのまま切りました。
しばらく炒めたら、
白ワインをタップリ
投入。
沸騰させます。
ここに、牛ブイヨンスープ、ローリエを入れて1時間程煮込みました。
仕上げに塩で味を調えて出来上がり。
パンゼンの欧州風・塩もつ煮込み。
お皿に盛る直前にバターを落として、コクと香りを出しました。
盛ってから、黒胡椒を挽いて、ネギを散らしましたよ。
白ワインをタップリ入れて煮込んだので、1時間程の煮込み時間でも
丁度良い感じに仕上がりました♪
日本の塩もつ煮をイメージしつつ、欧州食材で仕上げてみましたが
なかなか良い感じですねー
スープとしてでも、おつまみとしてでも美味しく食べられると思います。
・・・
本来はここで終わりですが、やっぱりねーーー(笑)
前回も思いましたが、やっぱりモツはモツ。
定番のアレだって作ってみたくなるじゃないですか♪
という訳で、オマケな感じで作りましたよ。
味噌煮込み!
出し汁に、日本酒、ニンジン、パンゼンを入れて煮込み、パンゼンが柔らかくなったら、味噌、少しの醬油を入れて味を調えました。
こんな感じ(笑)
切ったネギを散らして一味唐辛子を振り掛けました。
思いつき状態で作ったので、大根やコンニャクは入っていませんが
なかなかのお味ですよ。
うん。モツはやっぱりモツだ!!!
冬の時期に購入できたら、全部に味噌煮込み決定だな。
まさか、ドイツで味噌煮込みが食べられるなんて・・・♪
8月前半の料理教室の告知を更新しました。
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Luxemburg (ルクセンブルク)
http://shinokichi.exblog.jp/18246956/
2012-07-14T23:59:00+09:00
2012-07-20T09:58:18+09:00
2012-07-20T08:10:58+09:00
shinokichi-s
ルクセンブルク
日本に住んでいる友人達が、毎日暑い暑い・・なんてつぶやいているのを見て
なんだか少し羨ましく感じるくらいです。
そんな夏がもう終わってしまったような週末、ちょっと小旅行をしてきました。
行った場所は、Luxemburg(ルクセンブルク)。
ドイツ・フランス・ベルギーに囲まれた小さな国です。
この小旅行のきっかけになったのは、仲良し友人の友人ご夫婦が日本から遊びに
いらっしゃり、近隣の国々を観光されるという事で、私も初めて
お目に掛かりましたが便乗させて頂きました。
別の友人も合わせて、日本人5人、全員が初めてのルクセンブルクとなりました。
エッセンからルクセンブルクまでは、直線距離にして約300km弱、
車で3時間半程の場所にあります。
私たちが訪れたのは中心地。
沢山の観光客に混じって、定番観光ポイントを巡りましたよ。
こちらは、ノートルダム大聖堂の入り口。
結構こじんまりとした感じでしたね。
こちらは大聖堂の中。
過去に色々な聖堂へ行きましたが、シンプルな印象でしたね。
聖堂を横目にした広場で、マルクトが開催されていたので覗いてきましたよ。
やっぱり、その土地土地にある市場やスーパーは楽しいですからね~♪
ルクセンブルクは、フランス語、ドイツ語、ルクセンブルク語が
話される国だそうですが、ここのマルクトでは、あまりドイツ語が
通じませんでしたね・・・
英語の方が通じたかな。
近所のマルクトと同じように果物が沢山売られていましたよ。
手間のさくらんぼは、近所のマルクトで見たことが無かった日本風のもの。
ついつい購入してしまいました。
美味しかったーー♪
野菜のラインナップはあまりドイツと変りませんね。
でも、アーティチョークの種類が多いかな。
それから、花ズッキーニも何店舗か普通に売られていましたね。
時期のせいもあると思いますが、やっぱり少しフランスの食文化の影響を
受けているのかな。
チーズの売られ方もちょっと違いますねーー
ドイツもチーズの種類は多いですが、ちょっと品揃えが違うかな。
切り売りからホールまで色々。
この市場はお花屋さんのパワー炸裂でしたね。
丁度、マルクトを回った時間に雨が降り出してきたのがちょっと残念・・・
マルクトを巡った後、みんなで市内散策。
雨上がりのしっとりとした路地は結構好きです。
ここはホテルだったかな。
通り過ぎたら気がつかないようなところや、
ちょっと休憩でお茶を飲んだお店から見える町並みなど、やっぱり少しドイツには無いものを感じましたよ。
こんな感じでみんなでワイワイ♪
日本語ばっかりでお話しできるのも楽しい。
こちらは、ルクセンブルクの世界遺産へと続く道。
そして、世界遺産・要塞都市からの眺め。
この日は本当に雨が降ったり止んだり。
急に晴れ間が出てきたり。
こういう気候も欧州な感じですね。
最後に、こちらは憲法広場・・だったかな。
大きな国旗が印象的で、有名なアドルフ橋も望める撮影ポイントでしたよ(笑)
日本人同士5人でワイワイがやがやしながら、お昼ご飯を食べるレストランを
探したりドイツに戻る前に、やっぱり行かなきゃね~なんて言いながら、
人に聞いたり車のナビを駆使しながら、とっても大きい地元の
スーパーへ行ったりと、初めてのルクセンブルクの旅は大成功に終わりました♪
ひとつ言える事・・
やっぱり、初めて行く国は、少し事前準備の予習が必要ですね。
はは・・
地元のスーパーへ行ったときに、ドイツではなかなか手に入らない食材を
幾つか購入してきましたよ♪
それはまた後日にご紹介しますね~
帰りの車の中からの風景。
ここはもうドイツ国内でしたが、雨上がりに少し太陽が出て、
そしてその後雲に隠れたとき。
霧が出始めた風景ですが、なんか素敵でした。
ほっこりしながら帰りましたよ。
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Herbstrübe (ヘルプストリューべ)
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2012-07-11T23:59:00+09:00
2012-07-12T18:15:00+09:00
2012-07-12T18:15:00+09:00
shinokichi-s
食材
続いていましたが、また気温が下がってきましたね。
これから数日は最高気温ですら20℃前後の日が続くそうです・・。
ああ・・やっぱりここはドイツだった。。(苦笑)
今日もマルクトでみつけたこんな野菜をご紹介。
こちらは、Herbstrübe(ヘルプストリューべ)というカブ。
直訳すると、ヘルプスト=秋、リューべ=カブ・・、秋のカブかな。
実の上部がほのかに紫色をしています。
日本にも色々なカブはありますが、ドイツにも結構あるんですよ。
以前、Mairübe(マイリューベ・記事は こちら )や
Steckrübe(シュッテックリューべ・記事は こちら )をご紹介したことがありますが、
こちらは初めてですね。
ちなみに、日本風なカブは、大きなスーパーや、アジア食材店、トルコ食材店などで
時々売られています。
このヘルプストリューべを切るとこんな感じ。
皮を剥けば、日本のカブと見た目は変わりません。
このまま食べてみましたが、香りは日本のカブと一緒ですね。
食感は少しキメが粗くて硬い感じです。
ドイツではピュレ(マッシュ)にしたり、スープに入れたりして使われています。
今夜はこのカブと鶏むね肉を使って、ちょっとアジアな感じの一品を作ってみました。
カブは少し硬めなので、皮を剥いて塩を入れたお湯で歯応えが残る程度に下茹でします。
時間差で、カブの葉も軽く茹でました。
鶏むね肉は、そぎ切りにして、醬油、日本酒、片栗粉で下味を付けておきます。
胡麻油をひいたフライパンにみじん切りにしたニンニク、豆板醤を入れて香りを出します。
ここに下味を付けたむね肉を投入。
表面の色が変る程度に炒めます。
その後、下茹でをしておいたカブ、葉を投入。
水に、顆粒の中華スープ、日本酒、少しの砂糖を良く混ぜた合わせ調味料を入れて沸騰させてトロミを出します。
塩で味を調えて出来上がり。
出来上がりはこちら。
仕上げに糸唐辛子を載せました。
少し歯応えが残るように下茹でした・・という事もありますが、
それでもこちらのカブは煮崩れしませんね。
日本のカブよりも炒め物にあっているかな。
大根の代わりにも使えそうですね。
ガッツリ白ご飯のおかずになりましたよ♪
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牛フィレステーキ・Johannisbeeren(ヨハニスべーレン)ソース
http://shinokichi.exblog.jp/18210245/
2012-07-09T23:59:00+09:00
2012-07-10T20:30:55+09:00
2012-07-10T20:30:55+09:00
shinokichi-s
食材
=白アスパラガスの時期が終わってしまいました・・・
今年は全然レシピを載せられなかったな・・(苦笑)
でも、白アスパラガス以外にも、この時期のドイツは沢山の野菜や
果物のシーズンに突入しています。
マルクトには沢山のベリー類や、
杏子やドイツ産のイチゴも出回っていますね~♪
今回はそんな旬の果物と野菜を使って、料理してみましたよ。
メインは久しぶりに奮発して購入した牛フィレ肉。
お肉はシンプルにステーキにして、そのソースや付け合せに使いました。
牛フィレ肉は塩・胡椒してしばらく置いておきます。
お肉を置いている間にソースをつけ合わせ作り。
まずはソース。
作ったソースは、こちらの果物を使いました。
Johannisbeeren(ヨハニスべーレン)=アカフサスグリ。
カラントという名前でも有名な欧州の果物。
こちらは真っ赤ですが、他にも濃い紫色や、薄いクリーム色のものもあります。
見た目は小ぶりのブドウのように実が付いています。
一粒ずつ取って食べるというよりは、このまま口に入れて、
茎を引っ張り出すようにして食べる感じですかね。
少し種が気になりますが、ドイツの方々はこのまま種も飲み込んじゃう方が
多いように思います。
このヨハニスべーレンは見た目の鮮やかさとは打って変わって、
結構酸味が強いです。
ドイツでは、一般的にジャムやケーキなどに使いますが、
酸味を利用したサッパリソースにしましたよ。
ヨハニスべーレンは枝から取って果実だけにします。
赤ワイン、ハチミツ、バルサミコ酢、を入れて潰しながら煮込みます。
濾したもの。
お肉を焼いた後のフライパンで仕上げます。
付け合せは、茹でた野菜とジャガイモピュレ(マッシュポテト)2種。
ジャガイモは皮を剥いて少し塩を入れたお湯で茹でた後、バター、塩・胡椒、ナツメグを入れて滑らかになるまで潰しました。
別で、Erbsen(エルプセン)=グリンピースを塩茹でしておきます。
グリンピースはこんな感じでサヤに入ったものが、この時期売られていますよ。
茹で上がったグリンピースを潰します。
こちらを裏ごししたもの。
皮が少し気になりますからねー
ジャガイモピュレに裏ごししたグリンピースペーストを混ぜて出来上がり。
茹で野菜は、皮を剥いた小ぶりのカブと人参。
薄めのコンソメスープで茹でました。
バターを入れたフライパンでお肉を焼きます。
お肉が焼き上がった後、肉汁の残っているフライパンに、煮込んでおいたソースを投入。
沸騰させてトロトロに仕上げたら、バターで香り付けして出来上がり。
この日はベランダで夕食。
珍しくワインをあけましたよ。
牛フィレステーキ・ヨハニスべーレンソース。
ソースをお皿にひいてからお肉を載せました。
こちらはつけ合わせ。
それぞれのジャガイモピュレは、スプーンを使って盛りました。
お肉もミディアムレアな感じに仕上がりましたよ。
今、ドイツは夜の10時くらいまで明るいので、天気の良い日の夕食は
ベランダで食べるのが楽しい時期ですね♪
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ドイツ式・七夕パーティー
http://shinokichi.exblog.jp/18202979/
2012-07-07T23:59:00+09:00
2012-07-08T23:55:11+09:00
2012-07-08T23:44:58+09:00
shinokichi-s
生活
今日は、日本人友人がドイツに来る前に、日本でドイツ語を習っていた・・という、
ドイツ語の先生のお宅の七夕パーティーのお誘いを受けました。
以前日本に住んでいて、現在はエッセンの隣街、Gelsenkirchen
(ゲルゼンキルヒェン)に住んでいらしゃる先生は、現在、VHS(市民大学)で
日本語を教えているという方。
このパーティーは、そんな先生の生徒さんで、日本語を勉強していたり、
日本に興味のあるドイツ人達が集まったパーティーです。
日本人は、私と誘ってくれた友人の2人のみでした。
ちなみに、ゲルゼンキルヒェンという町は、ブンデスリーガのSchalke 04
(シャルケ04)のホームの町で、日本人プレーヤー内田篤人選手の所属している
チームのある町です。
日本が大好きな人ばかりが集まっているので、もちろん、内田選手の話しで
盛り上がったり、一緒に撮った写真なども見せてもらいましたよ。
日本に住んでいたことのある先生も、日本が大好き。
誘ってくれた友人が日本へ里帰りする際、七夕飾りを購入してきて欲しいと
頼まれようで、ちゃんと日本の笹の飾りつけをしていましたよ。
もちろん、プラスチックの笹飾りでしたが、先生は大喜びされていましたねー
パーティー会場となるお庭での飾り付け。
笹の枝を木にくくりつけて、同封されていた飾りもみんなで飾りました。
折り紙も同封されていたので、私もちょっとした飾り付けのお手伝い。
子供の頃の記憶を辿って、何種類か作りましたね。
小ぶりの笹の枝だったので、木にも引っ掛けちゃいました(笑)
日本の事を良くご存知な先生は、ご自身で短冊も用意されていました。
先生の説明を受けて、お願い事を書いている生徒の皆さん。
ドイツ語で書かれているのもはやっぱり横書きですね。
さすが!日本語を学んでいる生徒さんだけあって、日本語のものもありましたよ。
中にはこんな文字も・・・
エジプト人の方が書いた短冊は、アラビア語とエジプトの文字。
参加者は20名以上いたので、結局、笹ではなく、木にも飾っていましたよ。
なんだか、ちょっと日本的ではないものも飾られていますが(笑)、
こんな感じで盛り沢山になりました♪
そして先生は日本の料理も大好き。
生徒さんで日本へ行ったことのある方が作ったというキンピラや、
先生がお作りになった巻き寿司やゆかりのおにぎり、お蕎麦、
ちょっと大振りのドイツ風な焼き鳥
お鍋いっぱいの椎茸の煮物なんかもありました。
ドイツな感じの長テーブルにお料理を並べて、みんなで頂きました♪
メインのお食事以外にも、生徒さんが持ち込んでくれたメロンパン。
これね、美味しくって、翌日の朝ごはん用に2個頂いちゃいました。
他にも写真は撮りませんでしたが、手作り抹茶アイス、大福、
日本のお菓子など、ここまで揃えたのかーー!と思うほど、沢山の日本の
食べ物、日本酒や梅酒も揃って、なんだか興奮しちゃいました♪
お食事やおしゃべりがひと段落ついた頃、ゲルゼンキルヒェンの和太鼓チームに
所属している方が、竹笛を披露して下さいました。
私は竹笛は良く分かりませんが、この方は3と8番と書いてある
2種類の笛で演奏して下さいました。
曲も「荒城の月」や「竹田の子守唄」「黒田節」など、昔少し日本舞踊を
習っていた事のある私には懐かしい曲から、「もものけ姫」「さくらさくら」など
ドイツでも有名な曲も披露して下さいました~
結局、遅くまでお邪魔していました。
初めてお目に掛かった方ばかりでしたが、皆さん、本当に日本が好きだったり、
日本語を一所懸命学んでいる方ばかりだったので、とても嬉しく、
ほっこりした気持ちになりました。
次回、先生と一緒にお料理するお約束もしましたよ。
こちらはオマケ。
折角ですから、私と友人も短冊を書きましたよ。
七夕の短冊にお願い事を書くなんて、何年・・いや何十年ぶりだろう・・・
でも、子供の頃のように夢のある事書けないで、何故か2人とも食にかかわる事柄・・(苦笑)こんなお願いでも叶うのかなーー
ははは!
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手巻き寿司と手巻き生春巻き
http://shinokichi.exblog.jp/18195259/
2012-07-06T23:59:00+09:00
2012-07-07T01:01:13+09:00
2012-07-07T01:01:13+09:00
shinokichi-s
料理
最初は、乾燥しているのが定番な気候なので、ちょっと嬉しかったんですけど
毎日のように続くと、ちょっと萎えますねー・・ははは。
こういうのを自己中って言うんですね(苦笑)
さて。
先日、ドイツ人・日本人友人達を我が家にご招待してお食事しました。
以前、ドイツ人友人達と話しをしたときに、日本の一般家庭でも握り寿司を
作るのか聞かれました。
少なくとも、私の実家では握り寿司を作った経験が無かったので、握りではなくて
手巻き寿司はしたよー的なことを話ししたところ、とても興味を持って、是非、
やってみたい!という事だったので、メニューは手巻き寿司に決定。
同時期に、日本人友人達と手巻き生春巻きをしようね。なんて話ししていたので
今回は、手巻き寿司&手巻き生春巻きを一緒にしちゃいました。
そんな訳で、今回はお魚だけでなく、お肉類も用意しましたよ。
テーブルいっぱいになっちゃいましたよ。
用意したお魚類はこんな感じ。
ちょっと奮発して購入した大トロ、
そして中トロ。
デュッセルドルフの日本食材店で冷凍のものを購入しました。
こちらは、近所のマルクトで購入したサーモン。
サーモンは、普通のお魚屋さんでもなかなか良いものが買えるんですよ。
こちらはタコ。
例の如く、生タコを茹でて切ったもの。
こちらはイクラの醬油漬け。
私が食べたくて・・♪
こんな感じで瓶詰めのものが、大きめスーパーで購入できるんです。
少し塩気があるので、日本酒、顆粒のダシ、少しの醬油で味付け。
一晩漬けました。
このチーム・お魚はこんな感じで盛り合わせ。
キュウリと卵焼きも一緒に。
ドイツ人友人を意識して、折り紙の鶴なんかも載せてみました。
ちなみに、大根のツマの代わりにキュウリを使いましたよ。
キュウリをかつら剥きして細切りにして水にさらしたもの。
チーム・お肉達。
鶏もも肉の照り焼きに、
茹で鶏。
まぁ・・いつもの定番ですね。
我が家の近所には、骨付きもも肉しかないので、まずは解体。
(以前ご紹介した、鶏もも肉の解体の仕方は こちら 。)
照り焼きは、皮目を下にして焼いたもも肉に、醬油、日本酒、ミリンを入れて煮詰めたもの。
茹で鶏は、低温調理で。
(以前、ご紹介した茹で鶏の作り方は こちら 。)
こちらは、肉そぼろ。
合挽き肉を使いました。
胡麻油をひいたフライパンにひき肉を入れて、色が変ってきたら、醬油、日本酒、少しのミリン、おろし生姜を入れて味付け。
チーム・野菜達。
レタスに下茹でしたモヤシ、白髪葱。それから生春巻き用にパクチー。
ドイツ人に大人気のアボカド。
ついでに、茹でただけの海老。
後は・・なんとなく納豆巻きを食べたかったので・・・
ネギをタップリ入れた、ほぼ日本人用(笑)
最後にこちらは、生春巻き用のソース。
酢醬油に切ったネギ、ラー油を入れたものと、酢、日本酒、砂糖、オイスターソース、塩、胡麻油、ナンプラーを加え、水でうすめて、胡麻を入れたベトナム風ソース。
あとはマヨネーズやら、唐辛子ベースのソースやら、色々お好みで使えるように
用意しましたよ♪
酢飯、海苔、乾燥状態の生春巻きをそのままテーブルに置いて、
巻き方の説明もしましたよー。
ちなみに、生春巻きは、テーブルに乾燥したままのライスペーパーを用意し、
巻く直前にお皿にはった水で満遍なくライスパーパーを濡らしてから、
お好みの具を載せて巻き巻きします。
それから、ライスペーパーはベトナム産とタイ産の2種類をこちらで
購入する事ができますが、個人的には、ベトナム産のもののほうが
薄くて好きです♪
自宅宴会のときに、沢山料理を作るのも楽しいですが、こういう感じで
それぞれが好きな組み合わせで、好きなように食べられるスタイルも
いいですよねー
準備も簡単ですしね~♪
料理教室の告知を始めました。詳しくは こちら 。
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タコのトマトソースパスタ
http://shinokichi.exblog.jp/18187227/
2012-07-04T23:59:00+09:00
2012-07-05T01:44:40+09:00
2012-07-05T01:10:07+09:00
shinokichi-s
料理
意味がないので(苦笑)ちょこちょこ載せていこうと思います。
先日、お魚屋さんへ行ったときに、立派なタコを見つけたので思わず購入。
何を作ろうか色々考えてみたのですが、面白い缶詰を見つけたので
そちらを使って、トマトソースのパスタにしてみました。
まずは、例の如く(笑)生タコなので、下茹でから・・
塩で揉んでから良く洗ったタコを沸騰したお湯に投入。
茹で上がったタコは、流水にかけて冷やしました。
このタコは小ぶりに切っておきます。
オリーブオイルを入れたお鍋にみじん切りのエシャロットを入れてじっくり炒め、
白ワインを投入。
白ワインが沸騰したら、切ったタコを入れて炒めます。
その後、トマト水煮を汁ごと入れて潰しながら炒め煮をします。
今回使った水煮は
こちら。
ミニトマトバージョンを発見したんですね♪
ちなみに、ミニトマトバージョンは皮付きでしたよ。
しばらく煮込んだ後、乾燥オレガノと投入。
トロトロになるまで煮詰めて、塩で味を調えます。
ソースが丁度良い感じに仕上がったら、茹でたパスタを投入。
今回使ったパスタはこちらのショートパスタ。
ちょっと大振りのマカロニタイプのもの。
ソースにパスタを絡ませて、お皿に盛りました。
色合いに少しルッコラ飾ってみました。
私は少しタコはコリコリした歯応えが残る程度が好きなのですが、
じっくり煮込めば、柔らかく仕上がります♪
うーーん・・
久しぶりに、レシピをあげてみましたが、なんだかしっくりこないな・・・
ちょっとサボりすぎちゃったかな・・・(苦笑)
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お久しぶりのご挨拶 と お知らせ
http://shinokichi.exblog.jp/18183284/
2012-07-03T18:45:00+09:00
2012-07-04T01:46:13+09:00
2012-07-04T01:44:14+09:00
shinokichi-s
その他
よくみたら、三ヶ月くらい休んでましたね・・・
このお休みしていた間にも、なんだか色々あって、ちょっとサボっちゃいました。
5月には2年ぶりに約1ヵ月弱、日本に里帰りしていました。
浅草にも行きました。
上野にも行きました。
なんかテンションが上がって、魚卵系を買いまくりましたよ。
実家のこいのぼり♪
気仙沼の親戚から送ってもらった、筍や山菜達。
実家で妹と姪と一緒に巻き寿司を作ったり、
日本の柔らか牛肉の焼き肉も食べましたー♪
念願だったんですよー♪
相変わらす、実家に滞在して地元で遊んでばかりいましたよ。
その前に戻ったのが更に2年前なので、4年ぶりに会った友人もいたりして。
私がドイツに住んで丁度丸5年、そして6年目に突入した訳なんですが、
なんだか本当、周りの環境・・というか、色々変ったように感じましたよー。
私も、友人達も年齢を重ねた・・という事なんでしょうかね。
昔みたいにバカやりながらの朝までコースとか、まず出来なくなりました。。。
あと、会話にする内容も変りましたね。
大人になったというか・・あ・・これ以上は止めておきます(苦笑)
そんな日本充電時間を楽しんでいる以外にも、ちゃんと動いてましたよ。
フリーのお仕事についても。。。
何回か前の記事にフリーで仕事をしている事を書きましたが、
今回はもうちょっと詳しく。。。
個人受注でのケータリング的なもの以外に、料理コースの講師的なことを
しています。
私が料理コースを担当させて頂いていてお世話になっているのは、
エッセンの隣町、デュッセルドルフにあるドイツ語学校Aiというところです。
デュッセルドルフは沢山の日本人が住んでいて、また、日本食材や
日本書籍など、この町へ行けばある程度のものを揃えることができます。
私も、基本的な日本の調味料類はデュッセルドルフで購入していました。
ドイツ語学校Aiでは、ドイツ語の語学コース以外にも、ドイツでの
生活に必要な知識や、物、食材などの生活コースもあり、その中で
ドイツの食材にまつわる食材紹介のコース担当、実際にドイツ食材を使って
料理を作るコースの担当をさせて頂いています。
(ドイツ語学校AiのHPは こちら 。)
今までは、ドイツ語学校Aiの生徒さんのみへの料理コース担当をさせて
頂いていましたが、実はこの8月からは、学校に通う生徒さん以外の
日本人の方も含めた、一般の方も参加できる料理コースを開催できるよう
事務局との打ち合わせを重ねていました。
そして、ようやくそれが実現できる運びとなりました。
(関係各所の方、いろいろお世話になりました。)
それに伴い、Facebookも新たに開設して、今後の教室開催スケジュールや
内容を発信していこうと思っています。
( しの的エッセンinドイツ・Facebookは こちら 。)
今までこのブログでは、ドイツの食材を基本とし、それ以外にドイツで購入できる
食材や、発見したアジア系食材などを使った料理のご紹介をしていました。
また、私個人のおでかけ記も書いていましたね。
一応、ブログではこのスタンスを続けていこうと思っています。
ただ、仕事依頼や料理教室の詳細については、Facebookを中心に
発信していこうと考えていますので、よろしくお願い致します。
もちろん、簡単な告知はブログでもご紹介していきますね。
という訳で、久々の復活記事がなんだか宣伝状態になってしまいましたが、
お知らせさせて頂きました。
今後はもうちょっとブログの更新頻度もあげますーー
しの
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お寿司のケータリング
http://shinokichi.exblog.jp/17717612/
2012-03-23T23:59:00+09:00
2012-03-24T22:48:27+09:00
2012-03-24T22:48:27+09:00
shinokichi-s
料理
また少しブログの更新が滞ってしまいましたが、仕事をしていたり
友人を自宅に招いて食事会をしたりと、楽しく生活しています。
復活記事を書いたときにフリーランスで料理関係の仕事を始めた・・
とお知らせしましたが、今回はその仕事の内容を少し書こうと思っています。
とある学校で料理教室の講師をさせて頂いている以外は、エッセンを中心に
個人受注でのケータリング的な事をしています。
ケータリングと言っても、大体は時間のかかる料理や半製品を自宅で仕込み
仕上げなどは先方様の自宅キッチンを借りています。
言わば、出張料理・・というところでしょうか(笑)
なので、殆どは仕事内容を写真に収める事はありません。
でもまれに「日本人」であるゆえ、お寿司のケータリングも受けたりします。
自宅で全てを仕上げて持って行くので、バッチリ写真を撮る事が出来ます。
会場の様子も先方様から撮影許可を頂いたので、一緒にご紹介したいと
思います。
今回の依頼は、ドイツ人のみ50人ほど集まるパーティーでのお寿司の
ケータリング。
私の担当するお寿司以外にも、ドイツのケータリング業者のメニュー、
先方様がご自身で用意されたり、招待されたお客様が持ち込んだ
手作りデザートなど、色々な料理が並びます。
ビュッフェ式のパーティーなので、きっちり50人分のお寿司では無いのですが
それでもいつもよりは量を作りました。
また、前日に先方様のお知り合いに海老や海苔も含めて、全く魚介のダメな方が
いらっしゃる・・という事をお伺いしたので、当初の予定より少し内容を変えて、
でも日本のお寿司のイメージが崩れないようにアレンジもしてみました。
まずは握り寿司から。
ドイツで用意できるネタは限られているので、種類はありませんが、
ドイツにおける「寿司」の認知度が高いなぁ・・と思わせるこちらを使いました。
こちらは冷凍のネタパック。
アジア食材店で売られています
切り揃えられた、海老、タコ、白身、カニカマ、火の入ったサーモン、ウナギが
各3~4切れずつ入っています。
こちらの冷凍パックの寿司ネタとマグロ、サーモンを用意
しました。
写真上の厚焼き玉子は自家製。右上のネタは巻き寿司用。
酢飯は約5合用意
しました。
こちらが出来上がり。
火の入ったサーモンとカニカマは使いませんでした。
握りはこのプレートと、もう少し小さめのプレート2台。
いなり寿司。
以前、生魚を使わないお寿司の依頼があったときに好評だった、
白ご飯に紅生姜を混ぜたタイプのいなり寿司を作りました。
(以前ご紹介したいなり寿司の記事は こちら 。)
油揚げは油抜きしてから、出汁、醬油、ミリン、日本酒で煮込んでおきます。
炊いた白ご飯に、刻んだ紅生姜、白胡麻を混ぜました。
こちらを油揚げに詰めました。
こんな感じで仕上げ。
薄切りにして三杯酢に漬けておいたレンコン、下茹でした絹さやをトッピングして、
かんぴょうの代わりに、縦に細切りして下茹でしたポロ葱で縛りました。
海苔巻き(中巻き)はこちら。
今回の具はシンプルにキュウリ、玉子、カニカマ。
こちらを3本ほど作りました。
そしていなり寿司と一緒に盛り合わせました。
このプレートは1台。
それから裏巻き。
2種類を各2本ずつ。
いわゆるカリフォルニア巻き風に仕上げました。
こちらは、スモークサーモン巻き。
アボカド、スモークサーモンを中に入れて、外側もスモークサーモンで巻きました。
こちらは普通の裏巻き。
アボカド、カニカマ、玉子を中に入れ、外側は白胡麻のみ。
魚卵が苦手の人が多いという事で白胡麻を使いました。
こちらが盛り合わせたもの。
ちょっとセンスが無いかなぁ・・
ははは。
最後に、これは正直お寿司とは言えませんが、ゆかりご飯でお寿司風に。
白ご飯にゆかりを混ぜたゆかりご飯にキュウリを入れて細まきサイズにして
涙型に切りました。
これはいなり寿司と一緒に、魚介や海苔が全くダメな方用。
こちらが盛り合わせたもの。
イメージは日本の藤の花。
炒り玉子ご飯も一緒にして、紫と黄色・・なんて考えもあったのですが
炊いた白ご飯が足りなくなって断念(苦笑)
こちらが今回持参するもの全部。
大プレート2台、小プレート3台の計5台です。
さて・・。
友人に手伝ってもらい、会場へ運びました。
会場は自宅近くの湖畔にあるパーティールーム。
これはテラスから撮影しました。
続々とゲストの方々が集まってきています。
私のお寿司は前菜エリアにセッティング。
ちなみに、握り寿司はサビ抜きになっています。
これもワサビの苦手な方がいるからです。その代わりに、お好みで使えるように
別でワサビを用意しています。
もちろん、醬油、ガリも別盛りで。
基本、皆さまナイフとフォークを使うので、お箸も別に用意。
ちなみに、他の料理はこんな感じでした。
ドイツの業者の料理に、
主催者様の用意されたデザート。
パーティーが始まると、結構早い段階でお寿司は売り切れ状態になりました。
寿司を初めて食べたけれど、こんなに美味しいと思わなかった。
生魚は好きではないけれど、思った以上に美味しかった。
お米(多分酢飯)がおいしい。
いなり寿司を初めて食べたけれど、この皮(油揚げ)が豆腐なのは驚いた。
豆腐は味が無くて好きではないけれど、これは美味しい。
・・・などなど、色々お声を頂きましたよ。
嬉しい事です。
ドイツでも沢山のお寿司屋さんがありますが、日本人の居ないお寿司屋さんが
殆ど。(デュッセルドルフなど日本人の多い地域は別ですが。)
日本人がみたらビックリする寿司ネタを使っていたり、これが寿司・・?
なんていうもの見かけます。
なので、今回は出来るだけ日本のオリジナルに近い、でもドイツ人でも
美味しく食べられるようにアレンジしたものにしました。ですので、あえてドイツ人の
喜びそうな生ハムやお肉類は使いませんでした。
私は寿司職人ではないけれど、こういうドイツ人の方々の反応を見ると
嬉しくなって、もっと日本の味が広がれば良いなぁ・・なんて思ったりします。
こちらはオマケ。
パーティー会場に、日本で長い事
『庭師』の仕事をしていた方が、日本で着ていた作業着でいらしていましたよ。
ハサミなんかも本物(笑)
地下足袋も履いていらっしゃいました。
日本でもちゃんと見た事が無かったのに、ここドイツでお目にかかれるとは・・♪
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念願の生ムール貝
http://shinokichi.exblog.jp/17459230/
2012-02-13T23:59:00+09:00
2012-02-15T01:07:53+09:00
2012-02-14T07:58:18+09:00
shinokichi-s
オランダ
毎年我が家では、相方の仕事の都合を考えながら、それでも年に一回は
長期で旅行していたのですが、今シーズンは調整がつかずに、長い休暇が
ありませんでした。
その代わり、ドイツ国内や近隣の国へちょこちょこお出かけできました。
秋~冬にかけて色々お出かけしたのですが、その総集編はまた別の機会に。
今回は、数年前からどうしても冬の時期になったら行きたかった場所の
ご紹介です。4年越し?5年越し??でようやく実現しました(笑)
行った場所は、オランダのYerseke(イアーセーケ)という漁師町。
仲良くさせて頂いていて、このブログでもリンクしているmichaelさんが
ご紹介して下さったお店で、我が家でお料理教室を開催してくださった時にも
色々お伺いしていたところです。
(michaelさんの記事は こちら 。
我が家での料理教室の記事は こちら 。)
さて。
エッセンからイアーセーケまでは、約250km。車で3時間弱で行けます。
なぜこんなにイアーセーケまで行きたかったかと言うと・・・
この町で、生のムール貝が食べられるとお伺いしたからなんです♪
日本で貝類を生で食べることは普通ですが、ドイツではなかなか難しいです。
牡蠣くらいかな。それでも一般的な感じではありません。
ムール貝は日本でも生で食べるのは難しいですかね。
オランダはドイツに比べて魚介の種類が多く、いつでも新鮮なものが
購入できるように思います。
やはり海岸が多い国だからですかね。北ドイツも北海に面している部分は
ありますが、日本人の私の個人的な考えでは、ドイツ人自体、あまり
魚介に興味がないような気がします。やっぱりお肉の国だからかなぁ(笑)
オランダらしく、ちょこちょこ風車も発見できましたよ。
イアーセーケはそんなに大きな町ではありません。
日本の古き良き漁師町を彷彿とさせます。
海岸を少し散策しましたが、母の実家の気仙沼を思い出しました。
霧が立ち込めていた日でしたが、散策し始めてすぐにテンションは上がりました。
お目当てのお店の前に車を止めましたが
そこはすでに牡蠣パラダイス!
水揚げされて出荷を待っている牡蠣が山のようにスタンバイしていました。
もちろん、ムール貝もバッチリ♪
到着したのが夕方近かったのでひっそりしていましたが、きっと早朝となればもっと賑やかだったんだろうな。
海沿いにあった、簡単な軽食を食べられるお店でさえ新鮮な牡蠣が生簀にありましたよ。
こちらが、今回のお出かけの目的のお店、『De Schelde』
海岸線の堤防を挟んだ目の前のお店です。
今回のお出かけは、一泊二日のプチ旅行。
ホテルにチェックインして万全の体制で臨みました(笑)
まずはビールで
乾杯。
こちらがお目当ての生ムール貝!!!
これが食べたくて食べたくて・・!やっと念願が叶いましたよ♪
レモン汁をかけて頂きました。
まず味は第一に濃厚。
火を入れて食べるよりも貝の味が感じられます。
旨みが凝縮した感じです。
この時点でビールではなく、日本酒・・そう!熱燗が飲みたくなりました(笑)
それから、欧州の牡蠣と言えば・・という事で、丸い貝の形を帰した牡蠣、
ブロンも注文。
これもまたレモン汁で。
こちらも旨い!!
身は小ぶりですが、香りが良くて鼻に残る風味が最高。
日本酒はさすがに無いので(笑)白ワインと生ムール貝と一緒に堪能しました。
こちらはオランダの美味しいチーズを載せて焼いたグラタン。
相方が大絶賛していました。
今度作ってくれ!と言われましたが、無理!
エッセンじゃこんなに大きくて立派な牡蠣は手に入りませんよ。
こちらはオマール海老(ロブスター)。
かなり大き目のものを注文しましたが、2人で一匹で丁度良い量でしたね。
海老味噌もたっぷりで大満足。
終始無言で食べました。
こちらは蒸しムール貝。
ワインを使っていないバージョンです。
私はmichaelさんから、このワインを入れない蒸しムール貝の事を
教えて頂いてから、ワインを入れなくなりました。
やっと本家を味わえました♪
写真は撮りませんでしたが、他にも小ぶりの海老や、それぞれのメニューに
ついてくるポテトフライもあって盛り沢山。
超満足な夜になりましたよ。
こちらお店の方とお話ししたのですが、結構日本人のお客さんもいらっしゃるらしく、
週末には広めのお店も一杯になってしまうとの事。
メニューはオランダ語のみなのですが、スタッフの方々全て英語が通じるので、
あまり不便を感じませんでした。
日頃から、生の魚介に飢えているワタクシ、本当に満足でしたよ。
お店の方曰く、4月くらいまでは生ムール貝を食べることができるそうです。
多分今シーズン、もう一回は行くな・・・!
(今回ご紹介した、『De Schelde』のHPは こちら 。
定休日:水曜ただし6,7,8月は無休)
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今さらのおせち
http://shinokichi.exblog.jp/17439825/
2012-02-10T20:45:00+09:00
2012-02-15T05:15:05+09:00
2012-02-11T04:47:55+09:00
shinokichi-s
料理
本当、ご心配をお掛けしていたのだなぁ・・と再認識。
そして改めて沢山の方々が楽しみにして下さっていたのだ・・と嬉しく思っています。
今回は、先日の記事でもお知らせしたように、ドイツで初めて作ったおせちを
ご紹介しようと思います。
今までドイツで迎えた新年は、ある意味ドイツ式に友人宅にてお泊り兼宴会を
したり、レストランにて沢山の友人達と一緒に迎えたり・・でしたが、
今回の年越し&新年は少し大人な(笑)感じで過ごしました。
大晦日は、友人夫婦や友人家族と一緒にオペラを観ました。
こちらは会場。
実はドイツで初めてオペラ観賞をしました。
その後エッセンに戻り、地元友人達とお約束のカウントダウン花火をした後で、
深夜まで宴会(笑)
翌日の新年はゆっくり起きておせちの仕上げや仕込みをして過ごしました。
丁度この時期、日本人友人の家族がドイツで年越しをされるという事で、
1月2日にはすっかり平常モードになってしまうドイツですが、日本風に
お正月を過ごそうと、おせちを作った訳です。
本当は、ドイツで購入できる食材のみを使って、コラボおせちにしようと
思ったのですが、友人の親御さんから沢山の日本の食材を頂いたので、
せっかくですから♪と日本で定番のものも作りました。
こちらが作ったものリスト。
・Pute(プーテ)の味噌松風
・錦玉子
・HOKKAIDO南瓜のきんとん
・里芋の素揚げ
・かずのこ
・海老の黄金焼き
・干し柿とレンコンのなます
・Schillerlocke(シラーロッケ)の酢の物
・Doraderoyale(ドラーデロイヤレ)で柚子風味鯛めし
・牛肉たたき
・牛タンのバター醤油炒め
・砂肝のポン酢漬け
・Spargel(シュパーゲル)のサラダ
・ハマグリのお吸い物
品数は結構多いですが、盛り合わせるとそんなに多く感じないんですよね。
それでも量を作りすぎて、お土産に頂いたカマボコや塩ウニなどは、
別の日に我が家のおつまみになりました(笑)
さて・・。
久々にレシピをご紹介しますね~
復帰記念と言う訳ではないのですが、写真多いです(笑)
まずは、Pute(プーテ)=七面鳥の味噌松風。
ドイツには鶏のひき肉は売られていませんが、七面鳥のひき肉は売られています。
このひき肉を使って味噌松風を作りました。
ひき肉に、卵、味噌、醤油、日本酒、おろし生姜、片栗粉を入れて良く練り混ぜます。
これをオーブンペーパーをしいた耐熱皿に入れ、表面を平らにのします。
180℃のオーブンで20~25分焼き、荒熱を取っておきます。
荒熱の取れたお肉は切り揃え、表面にミリンを塗り、青海苔、白胡麻、黒い芥子の実を振り掛けて出来上がり。
こんな感じで一口大に切ったものを並べました。
淡白な七面鳥は鶏肉の代用にピッタリ♪
味噌がほんのり効いて、ご飯のおかずにもなります。
次は錦玉子。
こちらは、私の中でのおせちに欠かせない一品。
実家では毎年おせちのメニューにあるもので、子供の頃は年末に母を手伝って
裏ごしをした思い出があります。
彩りもキレイですしね♪
固ゆでにした玉子を、白身と黄身に分けてそれぞれ裏ごしします。
我が家には裏ごし用の網がないので、ザルで代用しました。
それぞれ裏ごしした玉子に、砂糖、塩を混ぜてタッパに白身部分の生地を敷き詰め、黄身部分の生地を載せて、ラップを軽くかけ電子レンジで2分ほど加熱して出来上がり。
実家では蒸していましたが、手間を省く為、電子レンジにしました。
しっかり冷やして切り分けたもの。
白身、黄身をミッチリ詰めてから、表面に黄身の部分をふんわり盛ってから
加熱しています。
柔らかいので切り分けに少し気を遣いますが、口当たりが良くて
甘い錦玉子です。
HOKKAIDO南瓜のきんとん。
日本の栗きんとんをイメージしつつ、ドイツ風にアレンジをしてみました。
サツマイモを使わず、ドイツで普通に売られている南瓜、HOKKAIDOを
使い、栗の代わりに干しクランベリーを合わせてみました。
日本の南瓜よりも水分の多いHOKKAIDOは、皮を剥いて柔らかくなるまで電子レンジでチン。
ある程度柔らかくなったら、出てきた水分と一緒にお鍋でさらに加熱し、その後ザルを使って裏ごししました。
ここに、砂糖、ミリン、塩を加えて良く混ぜ、仕上げに干しクランベリーを混ぜました。
こちらは小鉢に盛りました。
HOKKAIDOのオレンジ色とクランベリーの赤が見た目にもキレイなきんとんです。
もちろん茹で栗やクコの実などでも合いそうな感じ。
里芋の素揚げ。
こちらはアジア食材店で購入した里芋を使った、いわゆるフライドポテトの
里芋バージョン。
ちょっとした箸休め的な一品です。
里芋は皮を剥き4つに切りました。
こちらも電子レンジで少し加熱しておきます。
少し加熱した里芋は、片栗粉をまぶしてそのまま素揚げに。
イメージは日本の小ぶりの石川芋という里芋の素揚げ。
ほんのりネットリとした食感が良いんですよね。
お芋系は揚げると美味しいですよね♪
かずのこ。
友人の親御さんからお土産で頂いたかずのこ♪
ドイツでは初めて調理しました。
関東風に出汁と醬油で味付けてみましたよ。
頂いたかずのこは塩付け状態だったので、薄めの塩水で塩抜きをします。
漬ける出汁は、ミリン、醬油、出汁を沸騰させたもの。
冷ました漬け汁、塩抜きしたかずのこをビニール袋に入れて一晩漬け込みました。
盛るときに一口大に切りました。
かつお節をかけるのを忘れてしまいました(苦笑)
まさかドイツでかずのこを食べられるなんて~♪なんて言いながら頂きました。
そしてこちらの5品は同じプレートに盛り合わせました。
我が家にはお重が無いので、ドイツで購入したプラスチックのプレートを使いました。
塗り物には負けますが、雰囲気はでていますか??(笑)
次は単品モノ達。
海老の黄金焼きです。
使った海老はブラックタイガー。
アジア食材店で購入した冷凍の有頭海老を使いました。
解凍した海老は、背中の部分に包丁を入れて背ワタを取り、日本酒、少しの塩を振っておきます。
成形して串を刺し、卵の黄身、少しのミリンを混ぜた卵液を切った背中の部分に流し込み、200℃のオーブンで焼きました。
串を取ってお皿に並べました。
本当は、一匹づつ爪楊枝を刺して焼くのですが、量が多かったので、
バーベキュー用の金串を使いましたよ。
尾頭付きの海老とか使うとちょっと豪華な気になるのは、日本人のDNAなのか、
それとも小市民なのか・・・(笑)
まぁ・・お正月ですしね♪
干し柿とレンコンのなます。
年に一回、実家から荷物を送って貰っているのですが、今回はこんなものを
送ってもらいました(笑)
Made in Tokyo の干し柿(笑)
実家の母が干した自家製干し柿です。
このまま食べるのも美味しいのですが、折角だからと使ってみました。
干し柿は種を取り細かく切ります。
ここに砂糖、酢、醬油を加えて良く混ぜておきます。
薄切りにしたセロリ、薄く輪切りして下茹でしたレンコンと一緒に漬け込んだ干し柿を和えて出来上がり。
レンコンとセロリのシャキシャキに、干し柿の甘さが合うんですね~
位置付けはなますかな。やっぱりお正月料理だし(笑)
Schillerlocke(シラーロッケ)の酢の物。
シラーロッケとは、ツノザメというサメのハラミ部分の燻製なんです。
ドイツの魚屋さんではどこでも購入できると思います。
こちらを合わせ酢と一緒に。
かつお出汁に醤油、塩を入れて味を調えた後に酢を入れた合わせ酢を、切ったシラーロッケ、キュウリ、ワカメと盛り合わせました。
シラーロッケは切っただけ。
結構日本人の口に合う半生燻製なんですよ。
飾りに、これもドイツで購入できる飾り用の赤紫蘇を添えてみました。
Doraderoyale(ドラーデロイヤレ)で柚子風味鯛めし。
ドラーデロイヤレ=Goldbrassen(ゴルドブラッセン)と言う、
鯛の仲間のシイラです。ヨーロッパヘダイとも言われている、これまた日本人の
口に良く合う魚を使って鯛めし風炊き込みご飯を作りました。
こちらがドラーデロイヤレ。
以前にも度々ご紹介した事のある尾頭付きの魚です。
まずは塩を振って両面オーブンで焼きました。
焼いた魚を出汁、日本酒、醬油、塩を入れて一緒に炊き込みました。
皮が剥けちゃっているのは、オーブンで焼いたときに失敗(苦笑)
炊き上がったら、頭や骨を取り除き、白胡麻、ネギ、柚子果汁
(日本から送ってもらった瓶入りのもの)を入れて良く混ぜ、赤紫蘇を散らしました。
実は、イクラの醬油漬けも作ってあり、食べる直前に盛り合わせたのですが
写真は撮り忘れ。
炊き込みご飯や混ぜご飯にほんのり柚子の香りがすると、
「ああ日本の味・・!!」って思いますね(笑)
本当はミョウガなんかがあると、もっと美味しいと思います。
牛肉たたき。
こちらはこのブログでも何度かご紹介した定番。
結構簡単に作れて豪華に見えるので重宝しています。
ローストビーフ用の牛肉に塩・胡椒し全ての面を焼いた後に氷水に入れて
たたきにしました。
玉葱のスライスをツマ代わりにしてお刺身風に盛りましたよ。
こちらはポン酢で。
牛ヒレの部分で作っても美味しいですが、ローストビーフ用でも
十分に柔らかく、お値段もヒレに比べてお手頃なので、私はいつも
ローストビーフ用を使っています。
牛タンのバター醤油炒め。
日本では牛タンが高価なようなので、メニューに取り入れてみました。
ドイツではお安いんですよね~その代わり、皮付きの丸々舌1本ですけど(笑)
皮を剥いて切りやすいように冷凍した牛タンをちょっと厚めにスライスしました。
これを、醬油、塩・胡椒、バターで炒めましたよ。
ちょっと焼肉風かな。
少し肉厚に切ったので、食感が良いです。
牛タンは舌先よりも根元の方がサシがバッチリ入っていてジューシーです。
砂肝のポン酢漬け。
こちらは、私の定番ツマミ(笑)
購入できる内臓系が少ないドイツでは結構貴重ですよ。
少し日本酒を入れたお湯で下茹でした砂肝をポン酢に漬け込むだけ。
調味料節約の為、ビニール袋に入れて。
漬け込んだポン酢ごと器に盛りましたよ。
少し一味唐辛子を振り掛けてあります。
このコリコリが良いんですよね~
Spargel(シュパーゲル)のサラダ。
シュパーゲル=白アスパラガスは、この時期の野菜ではありませんが、
たまたまマルクトで見つけた為に購入しました。
もちろん旬のものに比べたら大きさも風味も格段に違いますが、折角日本から
年越しでいらした友人の親御さんに、是非、生の白アスパラガスを召し上がって
頂きたくて購入してきました。
皮を剥いた白アスパラガスを千切りにしてレモン風味のオリーブオイル、塩・胡椒
レモン汁で和えました。
これね。本当に美味しいのですよ。
ドイツのレストランでお手伝いしていた時のレシピなんです。
きっと春になったら、また登場するメニューです(笑)
そして最後。ハマグリのお吸い物。
ハマグリは、ベトナム産の白い物を使いました。アジア食材店で購入したものです。
ちなみにドイツ語でハマグリはGanze Venus muschel
(ガンツェ ヴェーヌス ムッシェル)。
直訳すると、全体(丸ごと)・ヴィーナス(女神)・二枚貝。
女神の貝・・・と、なるのかな?結構、たいそうな名前なんです。
冷凍の貝なので凍ったまま洗って、出汁に入れました。
少しの日本酒、醬油、塩で味付け。
下茹でして結んだ大根、手毬麩、白身魚ボールを一緒に入れました。
このハマグリは小ぶりですが、スープが白濁するくらい凄く美味しい出汁がでます。
先日はお鍋にも入れましたよ。
そして出来上がりはこちら。
メニュー数が多かったので、テーブルに載り切らなかったのですが、
結局殆ど食べきりましたよ~(笑)
こちらもお土産に頂いた日本酒♪
純米大吟醸・酔心ですよ!!!!!
久々に旨い日本酒を頂きました。
そして更にこちら・・!!
河豚のヒレ酒!!
ちゃんとヒレは炙ってからアツアツの日本酒にin!
やっぱり新年は日本酒だーーと、心底思いましたよ。
そしてこんな日本風の新年も久しぶり。
私はやっぱり日本人です。ふふふ♪
復活早々、気合が入った記事になっちゃいましたねぇ・・
実はブログ自体の書き方を少し忘れていて、写真貼るのを何度も失敗して
しまいました・・ははは。
まぁ・・徐々に慣れていくでしょう・・(笑)
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ご無沙汰していました
http://shinokichi.exblog.jp/17425511/
2012-02-08T14:50:00+09:00
2012-02-08T23:20:18+09:00
2012-02-08T22:58:23+09:00
shinokichi-s
その他
大変ご無沙汰していました。
去年の9月からだから・・・5ヶ月くらいお休みしていましたねぇ。
沢山のコメントを頂いていましたが、お返事していなくてスイマセン。
ご心配下さったり、私本人がビックリするような憶測があったり・・・なんて事が
ありましたが、特に何も変らず(笑)の普通の生活をしていました。
ブログをお休みした理由は色々ありますが、強いて言えば2つくらい。
1つは去年の秋くらいから色々と準備していた仕事を始めた事。
今住んでいるエッセン市にフリーランスとして自営業の届出を出して、
料理関係の仕事を始めました。
後日改めてお知らせしますが、今は日本人の方対象に料理コースや
食材コースの講師のような事をしています。
時々ですが、ケータリングっぽいものや出張料理なんかもしてます。
2つめは、ただ単にPC環境の不具合が続いて、ちょっとサボり癖が
ついちゃいました(苦笑)
あるときは約1ヵ月近くネットの接続障害がでてPCが使えなかったり、
またあるときは、ドイツでちょっと騒ぎになったウイルスを踏んでしまい、
PCが完全に使えなくなった時期があり、そのウイルスのお陰でお休みしていた間に
撮り溜めていた写真やデータなどが壊れてしまったり・・・
ちょっと心が折れて(苦笑)投げやりになりました・・・ははは。
その他、細々と忙しかったりハプニングがあったりで、以前のように
ブログに集中できる時間が無かったんですね。
まぁ・・作ろうと思えば作れたのですが・・
ここ最近は、仕事もボチボチ慣れてきて、以前のように時間も取れるように
なってきたので、ゆっくりですが再開しようと思った訳です。
重ね重ねご心配下さってコメントを書いてくださった方々、こんなに
お休みしていたのに気にかけてくださって嬉しかったです。
ありがとうございます。
友人や料理コースの生徒さんからも復活を楽しみにしている・・という声を
かけて頂いてありがたく思っています。
本当は復活するときに、今更ですが新年につくった『おせち』のレシピを
載せようと思っていたのですが、まずは心配して下さった方々に、お礼とお詫び、
そして近状報告をするべきだと思ったので、今回はお知らせだけにしました。
こんな感じで、ドイツ食材&日本食材のおせちを作ったんです。
次回からは写真が残っているレシピや、このお休み中におでかけした記事などを
ちょこちょこ書いていこうと思います。
それから、長い間コメントへのお返事をしていなくてスイマセン。
お休み期間に頂いたコメントのお返事は、今回のお知らせ・・という事で
よろしくご理解頂けるとありがたいです。
今後のコメント欄なのですが、以前に比べてPCの前に居られる事が少なくなり
お返事が滞ってしまうかもしれない・・と思い、復活するときに完全に
閉めてしまおうかな?
などと考えていました。
しかしながら、やはり、ブログを始めた当初から元気付けて頂いたり、
コメントを頂いた事でご縁になった方々もいらっしゃるので、引き続き開けておこうと
思います。だた、以前のように全てのコメントにお返事ができるか分からないので、
お返事を書かせて頂くのは、お休みしようかと思っています。
もし、何かご質問などがありましたら、Twitterのメッセージの方に頂けたら、
個人的にお答えしようと考えています。
こんなワガママなブログですが、改めましてよろしくお願いします。
しの
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久々、牛丼
http://shinokichi.exblog.jp/16832849/
2011-09-08T23:59:00+09:00
2011-09-10T17:33:56+09:00
2011-09-09T23:27:07+09:00
shinokichi-s
料理
・・・
なんて、思いながらここ数日を過ごしていましたが、今年は本当に
マイルド・・というか、冷え込まない9月上旬です。
ありがたいのですけどね。
今までバタバタしていて、アレ食べたいなぁ・・とか、コレ食べたいなぁ・・
という思いがあまりなかったのですが、ここ数日、無性に牛丼が食べたくて
仕方がありませんでした。
近所にはもちろん牛丼屋さんは無いし、薄切りの牛肉は
購入出来ないので、思い立ったらすぐに作る・・なんてできないのですが、
食べたい思いが止まらなかったので、あらかじめ準備をしておいて
今夜は念願の牛丼を作りましたよ。
我が家で牛丼を作るときには、お肉をスライスするところから始めます。
使ったお肉はRinder Suppenfleisch
(リンダーズッペンフライシュ)=骨付きの牛肉です。
お肉屋さんではスープのブイヨン用の牛肉として売られている牛肉で、
赤身肉の多いドイツの牛肉の中で、結構、脂がある部位です。
骨付き肉の表面の脂身と骨と取ります。
左は購入したときのもの。手前が骨と余分な脂を取ったもので奥にあるのが骨。
これを整形してラップに包み冷凍庫へ。
凍らせないとキレイに薄切りできないのです。
凍らせたお肉は少し解凍させて、スライサーで薄切りにします。
カチカチに凍ったままだとスライサーの歯が噛まないので、半解凍状態で切ります。
切り終えたお肉。
脂の入り具合がなかなかいい感じです♪
お鍋に出し汁、
醤油、ミリンを入れて
沸騰させたものに
スライスした玉葱を
入れてしんなりするまで煮込みます。
ここにスライスした
お肉を投入。
固まって煮えないようにほぐしながら煮ます。
お肉に火が通ったら出来上がり。
それから箸休めも幾つか用意しました。
こちらはアジア食材店で購入できるカイラン菜という、菜の花に少し似ている野菜。
このカイラン菜はカラシ和えに。
茹でたカイラン菜に、出汁、醤油、ミリン、カラシを混ぜた合わせ調味料に和えました。
カラシはドイツのマスタードの辛目のもの。
それから、茹でたモヤシにポン酢と柚子胡椒を和えたもの。
知人から頂いた、若い糠床を使って漬けた自家製ぬか漬け。
大根、キュウリ、Kohlrabi(コールラビ)。
コールラビはこちらの野菜。
見た目はカブに似ていますが、キャベツの仲間の野菜で、
一年中購入できます。
出来上がりはこちら。
いつも通り(笑)我が家式でご飯もお肉もお鍋ごとテーブルへ。
牛皿状態のお肉はお好みで器に盛った白ご飯に載せました。
バッチリ紅生姜も用意しましたよ。
そして、半熟状態にした茹で玉子も一緒に。
半熟すぎて、殻を剥いたときに割れちゃいましたが・・(苦笑)
汁だくの牛丼♪
紅生姜と玉子はもちろん一緒に盛りました。
これが食べたかったんですよ!
私は紅生姜を沢山載せるのが好きです。
カイラン菜のカラシ和え。
ちょっと太目の茎ですが、ちゃんと柔らかく仕上がります。
モヤシの柚子胡椒ポン酢和え。
さっぱりピリ辛が良い箸休めになります。
自家製ぬか漬け。
頂いてから、さらに粉芥子や唐辛子、昆布を入れて大分熟成が
進みましたよ。
ドイツでぬか漬けが食べられるなんて、思ってもいなかったので、
糠床を分けてくださった知人に感謝。
しっかり育てます!
前回牛丼を作ったときは、翌日肉じゃがコロッケにしたけれど、
今回は食べ切りかな。明日のお昼も食べたいしね。
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Rinderherz (リンダーヘアツ)
http://shinokichi.exblog.jp/16820874/
2011-09-03T23:59:00+09:00
2011-09-06T23:09:41+09:00
2011-09-06T23:09:41+09:00
shinokichi-s
食材
本当、時間が過ぎるのが早く感じられますよ。
例年、この時期はもうすっかり秋・・を通り越して冬状態な気温ですが、
今年は良い感じですね。
暖かくても秋めいているのですが、それでも半袖で過ごせる日も
ありましたしね。
今月下旬から、我が相方、再び出張へ出かけてしまうので、
結構な頻度で遊びに行ったり、外食してました。
毎年、年に一度は長期で旅行へ行くのですが、今年は無理かな。
相方も忙しいし、私も仕事を始めたし。
なので、子供の生まれた友人宅へ行ったり、ちょこちょこお出かけして
いたので、あまり自宅で食事を作っていませんでしたよ。
まぁ・・そんな年もあります。
今夜は、日本では普通かな?でも、ドイツで初めて見つけたこちらを
料理してみました。
Rinderherz(リンダーヘアツ)=牛の心臓・牛ハツです。
ドイツではこういう内臓系のお肉がなかなか売られていないので、
発見したときは即購入でしたよ。
ドイツでも地方によっては食べるところもあるので、ドイツ風に料理しようか、
日本風に料理しようか迷ったのですが、初めて発見したので、
日本風に料理する事にしました。
ちょっとした日本食材も手に入れましたしね♪
まずは、牛ハツと使った、レバニラ風炒め物を作りましたよ。
牛ハツは臭み取りと血抜きするために、しばらく水にさらしておきました。
表面の皮を切り取り、一口大に切った牛ハツは、おろした生姜とニンニク、醤油、日本酒、片栗粉をまぶしてしばらく漬け込みます。
胡麻油をひいたフライパンでお肉を炒め、一旦取り出します。
軽く拭いたフライパンに、みじん切りの生姜とニンニクを炒めて香りを出し、
モヤシを投入。
モヤシがしんなりしたら、炒めておいた牛ハツ、鶏ガラスープ、醤油を入れて炒め、
仕上げにニラ、水溶き片栗粉でトロミを出して出来上がり。
それからもう1品。
知人から、ミョウガを頂いたので、そちらを使った混ぜご飯。
こちらに住みはじめてから、ミョウガ使うのも初めて。
混ぜた具材は、みじん切りしたカリカリ梅、細切りしたミョウガと紫蘇。
それから、普通にスーパーで購入できるForelle(フォレレ)=ニジマスが軽く燻製されているフィレのパックのものを使いました。
炊きたてご飯にみじん切りしたカリカリ梅、フォレレ、白胡麻、少しの塩を入れて混ぜ込み、仕上げにミョウガと紫蘇を振り掛けました。
こちらはオマケ。
どうしても牛ハツをモツ焼き風に食べたかったので、焼きトン風に(笑)
切った牛ハツを串に刺して、塩・胡椒して焼きました。
簡単にフライパンで。
出来上がりはこちら。
ビールで乾杯♪ なメニューになりましたよ。
牛ハツのレバニラ風炒め。
お肉に下味を付けたので、野菜と合わせるときの味付けは
シンプルにしました。
ハツのコリコリ&モヤシのシャキシャキが良い感じ。
白ご飯でも良かったな。
燻製フォレレの香味混ぜご飯。
仕上げにタップリの白胡麻も振り掛けました。
これは美味しいですね~
ドイツの燻製系は味の濃いものが多いですが、こちらは丁度良い塩加減。
もうドイツの夏は終わったけれど、ミョウガは日本の夏の味がしますよ。
オマケの牛ハツ串焼き。
一味唐辛子と一緒に。
これね。旨いです。ホント!
ビールが合いますよ。
やっぱり内臓系は美味しいなぁ・・・。
久しぶりの自宅ご飯はすっかり居酒屋状態になっちゃいましたよ。
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