復活記事に沢山のコメントありがとうございます。
本当、ご心配をお掛けしていたのだなぁ・・と再認識。
そして改めて沢山の方々が楽しみにして下さっていたのだ・・と嬉しく思っています。
今回は、先日の記事でもお知らせしたように、ドイツで初めて作ったおせちを
ご紹介しようと思います。
今までドイツで迎えた新年は、ある意味ドイツ式に友人宅にてお泊り兼宴会を
したり、レストランにて沢山の友人達と一緒に迎えたり・・でしたが、
今回の年越し&新年は少し大人な(笑)感じで過ごしました。
大晦日は、友人夫婦や友人家族と一緒にオペラを観ました。

こちらは会場。
実はドイツで初めてオペラ観賞をしました。
その後エッセンに戻り、地元友人達とお約束のカウントダウン花火をした後で、
深夜まで宴会(笑)
翌日の新年はゆっくり起きておせちの仕上げや仕込みをして過ごしました。
丁度この時期、日本人友人の家族がドイツで年越しをされるという事で、
1月2日にはすっかり平常モードになってしまうドイツですが、日本風に
お正月を過ごそうと、おせちを作った訳です。
本当は、ドイツで購入できる食材のみを使って、コラボおせちにしようと
思ったのですが、友人の親御さんから沢山の日本の食材を頂いたので、
せっかくですから♪と日本で定番のものも作りました。
こちらが作ったものリスト。
・Pute(プーテ)の味噌松風
・錦玉子
・HOKKAIDO南瓜のきんとん
・里芋の素揚げ
・かずのこ
・海老の黄金焼き
・干し柿とレンコンのなます
・Schillerlocke(シラーロッケ)の酢の物
・Doraderoyale(ドラーデロイヤレ)で柚子風味鯛めし
・牛肉たたき
・牛タンのバター醤油炒め
・砂肝のポン酢漬け
・Spargel(シュパーゲル)のサラダ
・ハマグリのお吸い物
品数は結構多いですが、盛り合わせるとそんなに多く感じないんですよね。
それでも量を作りすぎて、お土産に頂いたカマボコや塩ウニなどは、
別の日に我が家のおつまみになりました(笑)
さて・・。
久々にレシピをご紹介しますね~
復帰記念と言う訳ではないのですが、写真多いです(笑)
まずは、Pute(プーテ)=七面鳥の味噌松風。
ドイツには鶏のひき肉は売られていませんが、七面鳥のひき肉は売られています。
このひき肉を使って味噌松風を作りました。

ひき肉に、卵、味噌、醤油、日本酒、おろし生姜、片栗粉を入れて良く練り混ぜます。

これをオーブンペーパーをしいた耐熱皿に入れ、表面を平らにのします。
180℃のオーブンで20~25分焼き、荒熱を取っておきます。

荒熱の取れたお肉は切り揃え、表面にミリンを塗り、青海苔、白胡麻、黒い芥子の実を振り掛けて出来上がり。
こんな感じで一口大に切ったものを並べました。

淡白な七面鳥は鶏肉の代用にピッタリ♪
味噌がほんのり効いて、ご飯のおかずにもなります。
次は錦玉子。
こちらは、私の中でのおせちに欠かせない一品。
実家では毎年おせちのメニューにあるもので、子供の頃は年末に母を手伝って
裏ごしをした思い出があります。
彩りもキレイですしね♪

固ゆでにした玉子を、白身と黄身に分けてそれぞれ裏ごしします。
我が家には裏ごし用の網がないので、ザルで代用しました。

それぞれ裏ごしした玉子に、砂糖、塩を混ぜてタッパに白身部分の生地を敷き詰め、黄身部分の生地を載せて、ラップを軽くかけ電子レンジで2分ほど加熱して出来上がり。
実家では蒸していましたが、手間を省く為、電子レンジにしました。
しっかり冷やして切り分けたもの。

白身、黄身をミッチリ詰めてから、表面に黄身の部分をふんわり盛ってから
加熱しています。
柔らかいので切り分けに少し気を遣いますが、口当たりが良くて
甘い錦玉子です。
HOKKAIDO南瓜のきんとん。
日本の栗きんとんをイメージしつつ、ドイツ風にアレンジをしてみました。
サツマイモを使わず、ドイツで普通に売られている南瓜、HOKKAIDOを
使い、栗の代わりに干しクランベリーを合わせてみました。

日本の南瓜よりも水分の多いHOKKAIDOは、皮を剥いて柔らかくなるまで電子レンジでチン。

ある程度柔らかくなったら、出てきた水分と一緒にお鍋でさらに加熱し、その後ザルを使って裏ごししました。

ここに、砂糖、ミリン、塩を加えて良く混ぜ、仕上げに干しクランベリーを混ぜました。
こちらは小鉢に盛りました。

HOKKAIDOのオレンジ色とクランベリーの赤が見た目にもキレイなきんとんです。
もちろん茹で栗やクコの実などでも合いそうな感じ。
里芋の素揚げ。
こちらはアジア食材店で購入した里芋を使った、いわゆるフライドポテトの
里芋バージョン。
ちょっとした箸休め的な一品です。

里芋は皮を剥き4つに切りました。
こちらも電子レンジで少し加熱しておきます。

少し加熱した里芋は、片栗粉をまぶしてそのまま素揚げに。
イメージは日本の小ぶりの石川芋という里芋の素揚げ。

ほんのりネットリとした食感が良いんですよね。
お芋系は揚げると美味しいですよね♪
かずのこ。
友人の親御さんからお土産で頂いたかずのこ♪
ドイツでは初めて調理しました。
関東風に出汁と醬油で味付けてみましたよ。

頂いたかずのこは塩付け状態だったので、薄めの塩水で塩抜きをします。

漬ける出汁は、ミリン、醬油、出汁を沸騰させたもの。

冷ました漬け汁、塩抜きしたかずのこをビニール袋に入れて一晩漬け込みました。
盛るときに一口大に切りました。

かつお節をかけるのを忘れてしまいました(苦笑)
まさかドイツでかずのこを食べられるなんて~♪なんて言いながら頂きました。
そしてこちらの5品は同じプレートに盛り合わせました。

我が家にはお重が無いので、ドイツで購入したプラスチックのプレートを使いました。
塗り物には負けますが、雰囲気はでていますか??(笑)
次は単品モノ達。
海老の黄金焼きです。
使った海老はブラックタイガー。
アジア食材店で購入した冷凍の有頭海老を使いました。

解凍した海老は、背中の部分に包丁を入れて背ワタを取り、日本酒、少しの塩を振っておきます。

成形して串を刺し、卵の黄身、少しのミリンを混ぜた卵液を切った背中の部分に流し込み、200℃のオーブンで焼きました。
串を取ってお皿に並べました。

本当は、一匹づつ爪楊枝を刺して焼くのですが、量が多かったので、
バーベキュー用の金串を使いましたよ。
尾頭付きの海老とか使うとちょっと豪華な気になるのは、日本人のDNAなのか、
それとも小市民なのか・・・(笑)
まぁ・・お正月ですしね♪
干し柿とレンコンのなます。
年に一回、実家から荷物を送って貰っているのですが、今回はこんなものを
送ってもらいました(笑)

Made in Tokyo の干し柿(笑)
実家の母が干した自家製干し柿です。
このまま食べるのも美味しいのですが、折角だからと使ってみました。

干し柿は種を取り細かく切ります。
ここに砂糖、酢、醬油を加えて良く混ぜておきます。

薄切りにしたセロリ、薄く輪切りして下茹でしたレンコンと一緒に漬け込んだ干し柿を和えて出来上がり。
レンコンとセロリのシャキシャキに、干し柿の甘さが合うんですね~

位置付けはなますかな。やっぱりお正月料理だし(笑)
Schillerlocke(シラーロッケ)の酢の物。
シラーロッケとは、ツノザメというサメのハラミ部分の燻製なんです。
ドイツの魚屋さんではどこでも購入できると思います。
こちらを合わせ酢と一緒に。

かつお出汁に醤油、塩を入れて味を調えた後に酢を入れた合わせ酢を、切ったシラーロッケ、キュウリ、ワカメと盛り合わせました。
シラーロッケは切っただけ。

結構日本人の口に合う半生燻製なんですよ。
飾りに、これもドイツで購入できる飾り用の赤紫蘇を添えてみました。
Doraderoyale(ドラーデロイヤレ)で柚子風味鯛めし。
ドラーデロイヤレ=Goldbrassen(ゴルドブラッセン)と言う、
鯛の仲間のシイラです。ヨーロッパヘダイとも言われている、これまた日本人の
口に良く合う魚を使って鯛めし風炊き込みご飯を作りました。

こちらがドラーデロイヤレ。
以前にも度々ご紹介した事のある尾頭付きの魚です。
まずは塩を振って両面オーブンで焼きました。

焼いた魚を出汁、日本酒、醬油、塩を入れて一緒に炊き込みました。
皮が剥けちゃっているのは、オーブンで焼いたときに失敗(苦笑)
炊き上がったら、頭や骨を取り除き、白胡麻、ネギ、柚子果汁
(日本から送ってもらった瓶入りのもの)を入れて良く混ぜ、赤紫蘇を散らしました。

実は、イクラの醬油漬けも作ってあり、食べる直前に盛り合わせたのですが
写真は撮り忘れ。

炊き込みご飯や混ぜご飯にほんのり柚子の香りがすると、
「ああ日本の味・・!!」って思いますね(笑)
本当はミョウガなんかがあると、もっと美味しいと思います。
牛肉たたき。
こちらはこのブログでも何度かご紹介した定番。
結構簡単に作れて豪華に見えるので重宝しています。

ローストビーフ用の牛肉に塩・胡椒し全ての面を焼いた後に氷水に入れて
たたきにしました。
玉葱のスライスをツマ代わりにしてお刺身風に盛りましたよ。

こちらはポン酢で。
牛ヒレの部分で作っても美味しいですが、ローストビーフ用でも
十分に柔らかく、お値段もヒレに比べてお手頃なので、私はいつも
ローストビーフ用を使っています。
牛タンのバター醤油炒め。
日本では牛タンが高価なようなので、メニューに取り入れてみました。
ドイツではお安いんですよね~その代わり、皮付きの丸々舌1本ですけど(笑)

皮を剥いて切りやすいように冷凍した牛タンをちょっと厚めにスライスしました。
これを、醬油、塩・胡椒、バターで炒めましたよ。
ちょっと焼肉風かな。

少し肉厚に切ったので、食感が良いです。
牛タンは舌先よりも根元の方がサシがバッチリ入っていてジューシーです。
砂肝のポン酢漬け。
こちらは、私の定番ツマミ(笑)
購入できる内臓系が少ないドイツでは結構貴重ですよ。

少し日本酒を入れたお湯で下茹でした砂肝をポン酢に漬け込むだけ。
調味料節約の為、ビニール袋に入れて。
漬け込んだポン酢ごと器に盛りましたよ。

少し一味唐辛子を振り掛けてあります。
このコリコリが良いんですよね~
Spargel(シュパーゲル)のサラダ。
シュパーゲル=白アスパラガスは、この時期の野菜ではありませんが、
たまたまマルクトで見つけた為に購入しました。
もちろん旬のものに比べたら大きさも風味も格段に違いますが、折角日本から
年越しでいらした友人の親御さんに、是非、生の白アスパラガスを召し上がって
頂きたくて購入してきました。
皮を剥いた白アスパラガスを千切りにしてレモン風味のオリーブオイル、塩・胡椒
レモン汁で和えました。

これね。本当に美味しいのですよ。
ドイツのレストランでお手伝いしていた時のレシピなんです。
きっと春になったら、また登場するメニューです(笑)
そして最後。ハマグリのお吸い物。
ハマグリは、ベトナム産の白い物を使いました。アジア食材店で購入したものです。
ちなみにドイツ語でハマグリはGanze Venus muschel
(ガンツェ ヴェーヌス ムッシェル)。
直訳すると、全体(丸ごと)・ヴィーナス(女神)・二枚貝。
女神の貝・・・と、なるのかな?結構、たいそうな名前なんです。

冷凍の貝なので凍ったまま洗って、出汁に入れました。
少しの日本酒、醬油、塩で味付け。
下茹でして結んだ大根、手毬麩、白身魚ボールを一緒に入れました。

このハマグリは小ぶりですが、スープが白濁するくらい凄く美味しい出汁がでます。
先日はお鍋にも入れましたよ。
そして出来上がりはこちら。

メニュー数が多かったので、テーブルに載り切らなかったのですが、
結局殆ど食べきりましたよ~(笑)
こちらもお土産に頂いた日本酒♪

純米大吟醸・酔心ですよ!!!!!
久々に旨い日本酒を頂きました。
そして更にこちら・・!!

河豚のヒレ酒!!
ちゃんとヒレは炙ってからアツアツの日本酒にin!
やっぱり新年は日本酒だーーと、心底思いましたよ。
そしてこんな日本風の新年も久しぶり。
私はやっぱり日本人です。ふふふ♪
復活早々、気合が入った記事になっちゃいましたねぇ・・
実はブログ自体の書き方を少し忘れていて、写真貼るのを何度も失敗して
しまいました・・ははは。
まぁ・・徐々に慣れていくでしょう・・(笑)